フィリピンに入国する際にイミグレーションに提出する書類のに入国カードというものがあります。
搭乗した飛行機の中で客室乗務員から上記の画像のような用紙が渡されます。
こちらの記事ではその入国カードの書き方をまとめました。
入国カードのサンプルと記入項目
下記に入国カードの記入例と各項目に書くべき情報を記載します。
入国カードの記入例
各項目に記載する情報
1. Last Name(名字) | あなたの名字をローマ字で記入してください。 |
2. First Name(名前) | あなたの名前をローマ字で記入してください。 |
3. Middle Name(ミドルネーム) | 未記入で問題ありません。 |
4. Contact number or E-mail address(電話番号かEメールアドレス) | 学校の電話番号を書いておけばOKです。 |
5. Passport Number(パスポート番号) | パスポート番号を記入しましょう。 |
6. Country of first depature(出国した国) | 出国した国をローマ字で書きます。日本から出国した場合は、JAPANになります。 |
7. Country of residence(居住国) | 居住国の確認です。ほとんどの人が日本が居住国だと思いますのでJAPANと記入してください。 |
8. Occupation(職業) | 職業を記入する欄です。サンプルでは、無職を表すNONEを記入しています。下に職業の記入例も掲載したので参考にしてください。 |
9. Flight / Voyage Number(便名) | 飛行機の便名を記入します。 |
10. Purpose of travel(渡航の目的) | 渡航目的にチェックをいれます。必ず「Pleasure/Vacation」にチェックを入れるようにしてください。 |
11. Signature of passenger (渡航者の署名) | パスポートに署名しているサインと同様の言語で署名をします。 |
上記の入国カードの項目と解説の「10. Purpose of travel」ですが、語学学校に留学する人は、まず観光ビザで入国するため、渡航目的は必ず「Pleasure/Vacation」をチェックする必要があります。
その他の項目は特殊なビザが必要になるものなので、間違って印をつけてしまうといらぬトラブルに繋がります。
頻繁に起きるのが「Student(学生)」の欄にチェックを入れてしまうパターンです。
「学生(Student)」と書いてしまうと大学など就学ビザを持った留学生と勘違いされて「就学ビザの証明を求められますので注意してください。
職業欄の記入例一覧
単語を学ぶいい機会にもなりますので、下記に肩書の名前の一覧を記載します。
会社員 | Office worker |
会社役員 | Executive |
社長 | President / CEO |
自営業 | Self-employed |
医師 | Doctor |
看護師 | Nurse |
学生 | Student |
無職 | None |
留学に来る学生は、「無職(None)」にしておくのが無難でしょう。
入国カードをもらえなかったら?
入国カードは、通常飛行機の機内の中で配られますが、眠っていたりすると渡してくれないときがあります。
もし、入国カードを受け取っていないことに気が付いたら、乗務員さんに「May I get arrival card please?(入国カードを頂いても宜しいですか?)」と尋ねましょう。
飛行機を降りてから気づいた場合は、たいてい入国管理のセクションのすぐそばに用紙が置いてある棚がありますので探してみて下さい。
もしくは近くにいる係員に「May I ask where can I get an arrival card?(入国カードをどこでもらえるかお聞きしたいのですが)」と聞いてみましょう。
入国審査時の注意点
入国審査の際には、いくつかのルールがあります。
まずカメラでの顔認証があるので、帽子やメガネなどは取り外す必要があります。
またスマートフォンやデジカメによるイミグレーション付近の撮影も禁止です。見つかると処罰されますので気を付けましょう。
またまれに入国の理由などを入国管理官から質問されることがあります。
英語が早くて聞き取れなければ、「Could you speak more slowly please( もっとゆっくり話してくださいますか?)」と頼みましょう。
また、相手の言っているとこが理解できなければ「I am so sorry could you explain it again?(大変申し訳ありませんが、もう一度説明してくれますか?)」など聞き直しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
入国カードの書き方がお分かりいただけたと思います。
事前に準備を済ませておけば入国の審査は問題なく通過できます。
トラベル英会話の本などでも入国時のやり取りで使う英語などまとめられていたりしますから書店で目を通してみるのもいいでしょう。