今回は、PINESが新しく建てた新メインキャンパスを視察しました。
PINESといえば、バギオの中でも老舗の名門校。バギオの王者といっても過言ではなく、長年にわたりバギオ留学を引っ張ってきた学校です。
他校と比べても教師の育成システムや評価システムがしっかり整っており、教師のレベルの高さに定評があります。
2017年まではクイサンホテルという大型ホテルをキャンパスとして使用していましたが、施設が老朽化したため、新しい校舎を建てることにしたとのこと。
では、さっそく視察の様子をレポートします。
PINESの学習面の特徴
PINESのスタッフさんのプレゼンテーションから、PINESの学習面の特徴を探っていきましょう。
PINESの教育面の特徴の一つ目は、やはり講師のクオリティー管理にあります。
PINESの講師が入社してクラスを持てるようになるまでには、とても厳しいプロセスを経ます。
定期的に100名を超える応募があるそうですが、採用されるのは厳しいし採用試験を突破した上位20%ほどの講師のみです。
入社後もまずは研修生としてキャリアを歩み始めることになりますが、その研修中に3回のデモクラスを行い、もしそのデモクラスで学校側が求める基準を満たせなかった場合は、その時点でトレーニング生の資格をはく奪されるそうです。
き、厳しい…。
かつ、入社して学生を持てるようになっても、学校からの査定(生徒の評価、ヘッドティーチャーの評価、出席率などで集計)で93%を下回った場合は、再度トレーニングに戻されてしまします。
また、組織内の昇給制度やベストティーチャー制度などのインセンティブ制度も整っており、優秀な人材を保持する仕組みもしっかいりているため、講師の離職率が低く高い教育の質を維持できるという強みもあります。
これほどまでに講師のクオリティーコントロールを徹底している学校はなかなかありません。
PINESで講師をやっている友人からコッソリ聞いた話ですが、PINESは他校に比べて社内のトレーニング制度や雇用制度がしっかりしているという話をしていました。
この講師は他校でも働いたことがあるので、より信ぴょう性がある意見です。
この辺のマネジメント部分の評価は、パンフレットなどからはなかなか見えずらいものだと思いますが学校の質を判断するうえではとても重要なポイントです。
また、PINESには教育面を強化するためのアカデミックチームがあり、常に新しい効果的な英語の教育法というのを研究しています。
教科書選定や作成、テストの作成なども手掛けており、教育の心臓部となるような組織ですね。
メソッドだけでなく、人材にフォーカスを当て教育面のクオリティーの高さと安定性を保っているから、PINESは先生の質が高いというブランドが確立できたのでしょう。
母国語禁止制度(English Only Policy :略してEOP)も厳しいので無理やりにでも英語を話す環境に身を置けます。
前にPINESのマネージャーさんと話をしたとき「なぜ、そこまでEOPを厳しくするのか?」と質問したことがあります。
すると彼は「PINESは、学生の英語学習に関して、学生よりも責任を持っているから」と答えてくれました。
その言葉からもPINESの英語教育に対するプライドがうかがえますね。
PINESの生活面の特徴
ここからは、施設のツアーから得た情報を基にPINESの生活面の特徴を探ってみましょう。
PINESメインキャンパスは、街の中心からタクシーで10分ぐらいの静かな郊外にあります。
キャンパスが位置するエリアは、高級なリゾートエリアとなっており富裕層の別荘やコンドミニアムなども多い一等地です。
また、乗馬が楽しめる「ライトパーク」やバギオにある元大統領官邸「マンションハウス」、マインズビューなどバギオを代表する観光地も近くにあります。
そして、キャンパス内はとても広くて、綺麗!
カフェテリアは、こんな感じ。
学生さんは、ここで食事をとることになります。
カフェのような感じなので休み時間や空き時間にお友達と一緒に勉強している人も大勢います。
カレッジや大学みたいな雰囲気ですね。
カフェテリアには、パン屋さんも併設されています。
La Veinというバギオで人気のパン屋さんのブランチで、味も日本のパン屋さんと全く引けを取らないおいしさ。
PINESの学生なら割引を受けられるそうですよ!
ジム設備もしっかりしていますね。
最近体鍛えている学生も多いので、これはすごいプラスポイントですよね。
お部屋もめちゃくちゃ綺麗です。
もうね、ホテルみたいですね。
PINESには、1人部屋、2人部屋、4人部屋、6人部屋の4種類の部屋タイプがあります。
上記の写真は1人部屋。
2人部屋はこんな感じ。
うん、やっぱりホテルですよね。
4人部屋と6人部屋は、上記のようなスタイルになってます。
大人数部屋でありながら、ベッドで自分のスペースを確保できるし、なんと個人の勉強机もついてるので生活しやすいと思います。
ベッドの木もわざわざカナダから発注して取り寄せたそうです。
なんてこだわりだ…。
校舎(というかもうマンションとかホテルと言ってもいいよね)の1階は、いろいろな店舗が入れるスペースコマーシャルスペースになっています。
現在は、売店と韓国料理屋さんのみですが、今後店舗も増えていく予定見たいです。
またお隣にあるアルベルゴホテルにもコマーシャルスペースがあり、コンビニ(セブンイレブン)やカフェ、レストラン、バーなどが入っています。
バギオで唯一石窯や気の本格ピザが食べられるおすすめレストラン「アマーレ・ラクシーナ」もアルベルゴホテル内にあるのでおすすめ。
関連記事:【2018年版】バギオで行きつけにしたいレストラン&カフェ10選
これなら、わざわざ街まで出なくても徒歩圏内でちょっとした買い物や用事は完結できてしまいますね。
まとめ
いかがでしたか?
PINESメインキャンパスの様子や雰囲気、特徴がお分かりいただけたら嬉しいです。
PINESは教育面、特に講師の質に重点を置いている学校で、それを実現するために必要となるマネジメントの仕組と長年の経験を持っている学校です。
また、教育面の質の高さに加え、施設を新設したことでより鬼に金棒状態になりました。
視察の結果、PINESは学習面、生活面総合的に見て安心して留学できる語学学校であると分かりました。