高校3年生は、大学進学や就職など次の進路を決めなければいけない大事な時期ですよね。特に大学進学に関しては金銭面の負担も大きいので進学すべきかどうか悩む学生も多いことでしょう。
日本の大学に進学し卒業するまでには、4年間で約1,000万円の費用がかかると言われています。非常に高額な費用です。大学進学のために奨学金を借りるという手段もありますが借金ですから将来の返済が心配ですし、親に負担が増えるのも申し訳ないですよね。
でも、大学を出ていないと就職先なども制限されるし、どうしたらいいか分からない…。そんな葛藤を抱える人も多いと思います。
できれば少額の学費で大学に入れて、卒業後の就職などにもしっかり役に立つ進学先があったらいいと思いませんか?
実は、フィリピンの大学留学であればそれが実現できます。
もしあなたが大学に行きたいのにも関わらず、お金のことで進学を断念しようとしているのなら、諦める前にこの記事を読んでみて下さい。
なぜフィリピンの大学留学が注目されているのか?
フィリピンの大学は、いまアジア中から注目を集めている進学先のひとつです。注目を集めている理由は、「学費の安さ」と「英語がペラペラになる」という点にあります。
学費がとにかく安い
フィリピンの大学の学費は、地方の私立大学で年間10~15万円、マニラなど都市部の大学で年間20~25万円と非常に安いです。
またフィリピンの大学の場合学費を学期ごとに分割して支払うことができるため一度に大きな出費をしなくて済み、家計の負担も大きく減ります。
現地の生活費も家賃や水道光熱費、食費、雑費などを含め1ヶ月約4万円ほどと安いので生活コストも抑えることが出来ます。
そのため、学費と生活費を合わせても4年間で約290万円ほどの出費と日本の私立大学に進学した際と比べると3分の1ほどの費用で大学を卒業することができます。
奨学金や学資ローンなどの借金をしなくても、自己資金で大学を卒業できるので将来の返済の負担を心配する必要もなくなりますね。

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高いレベルの英語力がつく
仕事で活かせる高いレベルの英語力が身につく点も魅力です。
フィリピンは戦後しばらくの間アメリカの占領下にあり、英語による教育が浸透したため、今でも英語を国の公用語として定めています。
国民のほとんどは小学生から英語で教育を受けているので、英語力が非常に高いです。フィリピン人の英語力については、下の関連記事をご覧ください。
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もちろん、大学の授業もほぼ100%英語で行われます。
授業では論文やプレゼンなどを行う機会もたくさんあるので、高いレベルの英語力を養うトレーニングを積むことができます。そういった経験を積めるので、大学を卒業するころには、日常会話はもちろんのこと、仕事でも活かせるほどの英語力を身につけているでしょう。
また、フィリピンの大学では経営学部、IT学部、観光ホスピタリティ学部など仕事に直結するような学問を教えているところが多く、つぶしが効く学問を学ぶことが出来ますので就職にも有利に働くことは間違いありません。
日本の、大学生の中にはただ大学の単位を取り、卒業資格を取るためだけに大学に行っている人も多いはずです。
しかし、卒業して特別なスキルがないまま社会人になり、大学で学んだことはほとんど活かせずにやりたくもない仕事をする羽目になっている人はかなりの数いると思います。
それと比べると、少額の費用で仕事に活きる専門的な知識を身につけることができ、かつ英語もペラペラになるフィリピンの大学留学を選択するのはひとつの賢い手である分かります。
紹介している大学について
私たちは、2,300校あると言われているフィリピンの大学・カレッジの中で100位以内にランクインしているレベルの高い優良校のみを紹介しています。
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ただ、マニラにあるフィリピン大学、アテネオ大学、デ・ラサール大学といったランキング上位にあるトップクラスの名門校は試験内容がかなり難しく、フィリピン人でも入学が困難なうえに学費も高額なのでおすすめしていません。
それよりも、英語力試験のみで入学でき、学費も安い地方の優良大学がおすすめです。
特に、バギオは治安が良く、セントルイス大学、バギオ大学、コーディリエラ大学などの優良大学が多いのでおすすめです。
受験対策も英語学習に集中すればいいので受験勉強の負担も減ります。
英語は好きだから頑張りたいけど、日本の大学受験は合格できるか心配という人にもフィリピンの大学進学は適しているでしょう。
サポート体制も充実
フィリピンの大学に進学する際の手続きは非常に複雑で分かりにくいです。
日本でいくつか事前準備していかねばならない資料もあり、公証人やフィリピン大使館(または領事館)などでの承認手続きも必要だったりと手続きも多いのです。
規定通りの手続きを行っていないと大学から入学を認められない可能性もあります。
また、現地の大学で受験や入学手続きを行う際もすべて英語で行う必要がありますし、場合によっては大学の部署をたらい回しにされる可能性もあります。
そのため、手続きに詳しいプロのサポートを受けるのが一番リスクが少ないのです。
ポルタ留学センターは、フィリピンの大学に進学するための留学前後のサポートもしっかり行います。
現地にサポートデスクも設置していますので現地での大学見学の主催やアパート探しなど外国人学生一人では難しい作業もサポートすることが出来ます。

フィリピンの大学に留学したいけど、情報がなさ過ぎて何から手を付けていいか分からない。そう困っている方も多いと思います。フィリピンの大学留学の手続きはとても複雑ですから、詳しい人間のサポートがなければ実現がかなり難しいのが現状です。で[…]
今までの実績

2018年8月よりフィリピン・バギオにあるバギオ大学に進学。将来的に世界で活躍できるズンバインストラクターになるという目標を持って教育学部の体育学科で学びました。

2019年1月よりフィリピン・バギオにあるコーディリエラ大学に進学。国際的に活躍できるビジネスパーソンになることを目指し経営学部でマーケティングなどを学んでいます。
留学の流れ
フィリピンの大学には、年に2回入学日がある大学が多いです。入学日は、8月と1月になります。ここからは、高校を卒業してからフィリピンの大学受験までの流れを解説したいと思います。
8月留学の場合
1月 | 大学進学に関する相談 |
2月 | 〃 |
3月 | 高校卒業。卒業証明書(英訳)、成績証明書(英訳)、戸籍謄本(英訳)を取得し公証人とフィリピン大使館(領事館)でレッドリボン手続き申請。 |
4月 | フィリピンに渡航、語学研修。 |
5月 | 語学研修。バギオをメインに大学見学会実施、大学の雰囲気や学べる学問などを見に行く。アパートの見学会も実施、8月以降大学生になってから一人暮らしする住居の候補を探す。 |
6月 | 語学研修 |
7月 | 語学研修。7月中旬、大学の入試。複数校受験可能。 |
8月 | 大学に進学。一人暮らしスタート。 |
8月留学のメリットは、同世代の子からさほど後れを取らずに大学進学ができる点です。
デメリットは、卒業後すぐに必要書類の手続きなどを行う必要があり、フィリピンに渡航するまでの期間も短いためタイトなスケジュールになるという点でしょう。
また、7月の受験日まで3ヶ月ほどしか期間がないため入試をパスするために効率よく勉強を頑張る必要があります。
翌年1月留学の場合
3月 | 高校卒業。留学相談・検討 |
4月 | 留学相談・検討 |
5月 | 卒業証明書(英訳)、成績証明書(英訳)、戸籍謄本(英訳)を取得し公証人とフィリピン大使館(領事館)でレッドリボン手続き申請。自主学習。アルバイトでお金を貯める。 |
6月 | 自主学習。アルバイトでお金を貯める。 |
7月 | フィリピンに渡航、語学研修。 |
8月 | 語学研修 |
9月 | 語学研修 |
10月 | 語学研修 |
11月 | 語学研修 |
12月 | 語学研修 |
1月 | 大学に進学。一人暮らしスタート。 |
翌年1月留学のメリットは、高校卒業後からフィリピンに渡航するまでの時間に余裕がある点です。その期間に十分な事前学習や留学資金を稼ぐためのアルバイトもできるでしょう。
また、8月入学と比べて語学研修期間も長く取れますので、進学に必要な英語力を得るまでに少し余裕を持って学習を行うことができます。
デメリットは、同年代の子たちより1年ほど大学への進学が遅れるということです。ただし、コーディリエラ大学のように3年で卒業できる大学もありますので、卒業を同じ年にするということも可能です。
まとめ
いかがでしたか?
フィリピンの大学への正規留学は、少額の費用で大卒の学位と高いレベルの英語力が手に入るローコスト・ハイリターンの進学先であることがお分かりいただけたと思います。
現在、奨学金を借りて日本の大学に行く学生は2人に1人の割合にのぼるそうです。その中の多くの方が返済に苦しみ、中には返済ができずに自己破産をしてしまう子もいるといいます。
そういった話を聞くと、いかに日本の大学への進学に掛かる費用の負担が大きいかが分かりますし、親や家族への負担を考えると躊躇してしまう気持ちも分かります。
でも、大卒の資格はやはりキャリア形成の上で非常に重要な資格です。大卒の資格を持っているか持っていないかで就職の選択肢や給与、待遇までも大きく異なるのですから。
もしあなたがお金のことで大学進学を断念しようとしているなら、まだ諦めないでください。フィリピンの大学進学は、そんなあなたの悩みを解決する選択の一つになります。
私たちは、お金のせいで将来の自分の可能性を閉ざそうとしている若者を一人でも多く減らしたいです。
今日のグローバル化した社会において学びの場を日本のみに限定する必要性はなくなりました。あなたの可能性を広げ選択肢は、日本以外にも存在するのです。
