マニラ空港には、3つの国際線ターミナルがあります。そして、ターミナル3は、3つのターミナルの中では一番新しいターミナルになります。
日本企業の竹中工務店が建設をしたターミナルとしても有名です。
マニラ空港ターミナル3を利用される人も多くなってきていますので、こちらの記事でマニラ空港ターミナル3を攻略するためのガイドラインをまとめてみました。
日本からマニラ空港ターミナル3に発着する便
日本からマニラ空港ターミナル3に発着する国際便は、主にセブパシフィックとANAになどがあります。
セブパシフィックは、旅行者や留学生が多く利用する格安航空会社(LCC)ですのでフィリピンに渡航する際にターミナル3を利用する人も多いはずです。
下記に往路と復路のフライトスケジュールをまとめました。
往路(日本→マニラ)
出発空港 | 航空会社 | 便名 | 出発時間 | 到着時間 | 運航 |
成田 | 全日空(ANA) | NH819 | 17:15 | 20:55 | 毎日 |
成田 | セブパシフィック航空 | 5J5055 | 13:15 | 17:05 | 毎日 |
成田 | セブパシフィック航空 | 5J5057 | 21:25 | 01:15 | 毎日 |
羽田 | 全日空(ANA) | NH896 | 09:45 | 13:30 | 毎日 |
名古屋 | セブパシフィック航空 | 5J5039 | 21:25 | 00:35 | 毎日 |
関西 | セブパシフィック航空 | 5J827 | 21:15 | 00:35 | 毎日 |
福岡 | セブパシフィック航空 | 5J923 | 20:05 | 23:05 | 火木日 |
復路(マニラ→日本)
到着空港 | 航空会社 | 便名 | 出発時間 | 到着時間 | 運航 |
成田 | 全日空(ANA) | NH820 | 09:30 | 15:00 | 毎日 |
成田 | セブパシフィック航空 | 5J5054 | 06:15 | 11:45 | 毎日 |
成田 | セブパシフィック航空 | 5J5056 | 14:10 | 19:55 | 毎日 |
羽田 | 全日空(ANA) | NH870 | 14:40 | 20:00 | 毎日 |
名古屋 | セブパシフィック航空 | 5J5038 | 15:20 | 20:40 | 毎日 |
関西 | セブパシフィック航空 | 5J828 | 14:55 | 20:05 | 毎日 |
福岡 | セブパシフィック航空 | 5J922 | 14:20 | 19:15 | 火木日 |
到着エリア攻略
まずは、ターミナル3の到着エリアを攻略しましょう。
上記がマニラ空港ターミナル3の到着エリアの見取り図です。ここからは、飛行機を降りてから担当者に合うまでのプロセスをまとめます。
入国審査
到着して飛行機を降り、①の入国審査のエリアへと足を進めます。
入国審査のエリアについたらForeign Passenger(外国人渡航者)の列に並び、順番を待ちます。
順番が来たらパスポートと入国カードを入国管理官に提出しましょう。
関連記事:【保存版】フィリピンの入国カードの書き方
無事入国できたら、入国審査ゲートのすぐ先に預け荷物が出てくるレーンがありますので、そこで飛行機に預けた荷物を取りに行きましょう。
自分が乗ってきた飛行機の便名が掛かれているレーンのところで荷物を待ちます。フィリピンの場合、この荷物の受け取りにかなり時間が掛かる可能性があります。
荷物を受け取ったあと税関がありますが、恐らくみなさんには関係ないので普通にスルーしましょう。
到着エリアへ
関税を抜けるといよいよ学校スタッフが待っている到着(アライバル)エリアに向かいます。
上記の写真が到着エリアの様子です。
学校スタッフとの待ち合わせ場所へ
マニラ空港ターミナル3だけは、スタッフが空港の中に入ることができます。なので外にわざわざ出る必要がありません。これがターミナル3の大きな魅力。
ほどんどの語学学校が、到着エリア内のバーガーキング前をスタッフとの待ち合わせ場所はに設定しています。
バーガーキングは、関税を背にして右手のほうに進んで100メートルほど歩いたところ(見取り図③)にあります。
両替やSIMカードの購入も可能
到着エリアには、両替所やSIMカードを購入できるブースもあります。
留学生に関しては、語学学校に着いた後両替に行く機会がありますので必ずしも空港で両替をする必要はありません。
空港の両替所はレートがそこまでよくないので多額の両替をすると損になる可能性が高いです。軽食や水などを買いたいという人は、5000円程の少額をまず両替すれば十分でしょう。
またSIMカードですが、もし時間があるなら空港で購入してしまったほうがいいでしょう。
データ通信ができれば空港を出た後でもインターネットが使えますのでご家族や友人と連絡を取り合うのに便利です。
出発エリア攻略
次は、出発エリアの解説に移ります。
上記の写真がマニラ空港ターミナル3の出発エリアの見取り図になります。見取り図内にある番号の順に従って解説をしていきます。
また、今回はバギオからマニラ空港ターミナル3まで直接来てくれる「ジョイバス」という高速バスを使用した前提で話を進めていきます。(ただ、マニラの他のエリアから空港に来たとしても大きく変わらないのでご安心ください。)
入り口から出発エリアへ
バスは、出発エリアのある3階の外に到着します。バスを降車して、預けた荷物を受け取りましょう。
横断歩道を渡り、入り口に向かいます。
頭上にGate1~7の番号が振ってあるの青色のボートがあります、そのボートの番号Gate1~4(All Entrance Gate Lead to Airline Check In Countersと書かれています。)のなかで人が並んでいることろを探しましょう。
入り口には警備員が立っており、荷物チェックの前にEチケットの提示を求められます。印刷物かスマートフォンの画面でEチケットを見せてください。
Gate5はOFW(Overseas Fillipino Worker)つまりフィリピン人の海外就労者専用のゲートです。Gate6は、飛行機には乗らない一般の人向けエントランス。Gate7は空港職員など関係者専用の入り口となっています。
チェックインを済ませる
空港内には入れたら、さっそくチェックイン手続きを開始しましょう。
ご自身が搭乗される航空会社のチェックインカウンターを探します。空港内にカウンター番号や出発時刻などの書かれた電光掲示板がありますので参考にすると良いでしょう。
その電光掲示板にある搭乗便の横に「Check In」という文字が出ていれば、すでに東条哲続きが開始できる子をと意味します。
荷物検査と出国手続きへ
搭乗手続きが終わったら、荷物検査を済ませ出国手続きをしましょう。出国手続きは入国手続きとは対照的にすんなりと終わるはずです。
出国手続きが終わったらあとは飛行機を待つのみとなります。
搭乗エリアにも小さなカフェやレストラン、コンビニなどはありますのでそこで時間を潰せるでしょう。そのため、空港まで多少の現金を持っていくことをおすすめします。
ターミナル3はさらに進化を遂げた!
空港内の到着(アライバル)エリア1階からエスカレータかエレベーターを見つけて4階に上るとショッピングや食事ができるエリアがあります。
ターミナル3は、他のターミナルと比べて空港内のお店の数がずば抜けて多いです。(どうしてこんなに差があるのか摩訶不思議です。)
マクドナルドなどのファストフード店をはじめ、スターバックスやTim Hortonなどのカフェやレストラン、フードコートなどがたくさんありますので時間を潰すのに困りません。
日本の有名なラーメン屋さんもあります。
また僕が個人的に時間を潰すのにお勧めしているのが、Wingsという優良ラウンジです。恐らく、日系です。
リクライニングシートやカプセルホテルで休憩が出来ます。シャワーも浴びられますので、リフレッシュして仮眠をとってバスでの移動に備えられますね。
利用料金は、1,000ペソで7時間も滞在できます。
コーヒーやドリンク飲み放題、軽食も無料で付いていています。もし早めに空港に着く便に乗ってしまったら、ピックアップスタッフを待つには最適なスポットと言えるでしょう。
ただ、人気があって空席や空いているカプセルがない可能性もあります。
まとめ
いかがでしたか?
マニラ空港ターミナル3は、学生が空港の中でピックアップスタッフと会えること、施設がとてもきれいなこと、時間を潰すお店がたくさんあることなどから一番おすすめしたいターミナルです。
またバギオに留学される方は、ジョイバスというトイレ付きのバスがバギオからマニラ空港ターミナル3まで直行ででているので、それを利用すれば帰りも楽だし安心です。
セブパシフィック航空は、格安航空会社(LCC)なので早めにとれば往復4万円前後のお得な値段でチケットが買えます。
メリットがいろいろ多いターミナルなので、ぜひマニラ空港ターミナル3のご利用をご検討ください。
関連記事:マニラ空港ターミナル1完全攻略ガイド