この記事を読んでいるあなたは、マニラからバギオまで自力で行ってみたいという強い冒険心を持った方でしょう。
しか~し、マニラからバギオまで自力で行くのはそう簡単ではありません。
ましてや知識なしで行けばぼったくりにあったり、余計な時間を取られたり、最悪バギオにたどり着けないなんてことにもなりかねません。
そこで、こちらの記事ではマニラからバギオの経路について書きたいと思います。
今回は、王道のジョイバスという高速バスでバギオまで行く方法を解説します。より流れを分かりやすくするために日本を出発するところから始めます。
成田空港から出航
今回の渡航では、成田空港を使用しました。
搭乗した飛行機は、成田~マニラ間を最安値で運航する格安航空会社ジェットスター航空です。
僕が乗るGK41便の出発は夜の6時50分。
フィリピンへの到着は、夜11時過ぎになります。
さあ、バギオまでの長旅のスタートです。
出航後、乗務員さんより入国カードが配られます。
入国カードは、忘れる前に早めに書いておくことがおすすめ。書き方については、下記の記事を参考にしてください。
関連記事:【保存版】フィリピンの入国カードの書き方
機内食も出ました。
この日は、カレー。
おなかを満たして眠くなってきたので、到着までしばし仮眠をとります。
飛行機で安眠を取るためにエア枕やアイマスクを持っていくのもおすすめです。もしくは時間つぶしに読書もいいですね。
英語の参考書なんかを持っていくと渡航中も英語学習ができます。
マニラに到着
眠りに就いたらあっという間にマニラに到着です。
フライト時間は約4時間半。
やはり他の英語圏の国の留学と比べると日本からフィリピンは近くて行きやすいですね
入国手続き
マニラ空港には3つのターミナルがあり、使用する航空会社によって到着するターミナルも異なります。
ジェットスター航空が到着するのは、マニラ空港ターミナル1です。
飛行機を降りて入国ゲートに向かいます。
ここで先ほど書いた入国カードの出番です。入国カードに加えて、パスポートも手元に持っておきましょう。
入国審査では、愛想の悪い入国管理官があなたを出迎えてくれます。
Welcome to the Philippine…
ちなみに、入国管理官は何か質問があるとき英語で話しかけてきますので、もし入国ゲートでトラブったら嫌だなという方は以下の記事を読んでおくことをおすすめします。
関連記事:事前に対策!フィリピン入国の際によく聞かれる質問と答え方
預け荷物を受け取り
無事に入国審査を終えフィリピンに入国することが出来ました。
まずはこれで一安心。
次は、飛行機に預けた荷物を取りに行きます。
日によりますが、ここでもだいたい15分ぐらいは待ちます。
荷物がなかなか流れてこないときは、そのレーンが自分が搭乗した便の荷物レーンか再度チェックしましょう。たまに間違った場所で待ってる人もいます。
もしレーンがあっているのに荷物が来ないときは、すみやかに係の人に相談しましょう。
「Excuse me, my luggage hasn’t been came out yet. Could you help me to find where it is?(すみません、私の荷物がまだ出てこないんです。どこにあるか探すのを手伝ってもらえませんか?) 」と聞くと良いでしょう。
両替を済ます
空港は、ひどいぐらいレートが悪いので普段なら両替はあまりしないのですが、今回はバス停までのタクシー代やらバス代などの諸経費が必要なので、空港でまず両替をすますことにしました。
SIMカードを購入
両替後、タクシーの待ち合わせエリアに進む途中でSIMカードの売店を発見。以前使っていたSIMカードをなくしたのを思い出し、購入することにしました。
フィリピンにSMART(スマート)とGLOBE(グローブ)という二大SIM会社があります。
僕は、GLOBEを使い慣れているので今回もGLOBEのSIMを購入。
今はSIMカードが無料で、その代わりにプランに加入するみたいなシステムになっているらしく、SIMカードの購入と共に30日7GB使える599ペソ(約1300円)のプランに加入。
フィリピンでもSIMカードを買えば電話番号は手に入るし、かつWi-Fiがなくてもデータ通信が可能になるのでとても便利です。
そのため、スマートフォンをお持ちの方はぜひ日本でSIMフリーにしておくことをお勧めします。
タクシーの待合エリアへ
ジョイバスに乗れるバス停へ向かうためメータータクシーの待合エリアへ向かいます。
この黄色の空港タクシーはたいていメーターを使ってくれます。
今回は少し急いでいたので空港のメータータクシーを使用しましたが、慣れていない人にはあまりおすすめしません。
GRAB(グラブ)というタクシー手配アプリをダウンロードして、そのアプリでタクシーを呼ぶことをお勧めします。
【追記】先日マニラに出張に行った際に、マニラ空港ターミナル1でGrabタクシーを使おうとしたのですがタクシーが全く来ないという問題に直面しました。
その日は、空港にあるGrabタクシーのブースを使いました。Grabタクシーのブースでは、フィリピン人スタッフが電話でGRABに登録しているタクシーを呼んでくれます。
ターミナル1のGRABブースの場所は、ゲートを出て待ち合わせエリアに向かう横断歩道のエリアになります。
上記の写真にあるブースを探してください。
もし分からなければ、警備員に「Excuse me, do you know where Grab booth is?(Grabブースはどこか知ってますか?)」と聞いてみましょう。
パサイにあるジョイバスのバスターミナルへ
ジョイバス(JOYBUS)というのは、マニラ-バギオ間を結ぶ高速バスです。
恐らく、マニラとバギオ間を移動するなら一番快適なバス。3列シートトイレ付きでマニラ-バギオ間をノンストップで運航します。
バス停は、パサイというエリアにあります。
Grabでは「pasay joybus terminal」と入れるといいでしょう。Grabブースに頼むときは「ジョイバス、パサイ」と言えば通じます。
ジョイバスのターミナルまでは空港からタクシーで約15分から20分ぐらいで行けます。
バス停へ到着後急いでチケットブースへ向かいチケットを購入。
何とか出発時間に間に合いました。
チケットの購入方法としては、オンラインでの事前申し込みか直接チケットブースで買うかの2択になります。
ジョイバスのマニラ(パサイ)からバギオ行きの時刻表を下記に記します。
午前 | 午後 |
12:01AM | 1:00PM |
1:30AM | 2:30PM |
2:30AM | 4:00PM |
3:30AM | 6:00PM |
8:30AM | 9:30PM |
10:00AM | – |
11:00AM | – |
料金は、デラックスが730ペソでプレミアが760ペソ。
大して変わらないので、どちらかに乗れれば問題なしです。
ちなみにフィリピンあるあるですが、予告なしにいきなりバスが運行しなくなる時があります。
こちらがジョイバス。
上記のように3列シートになっています。
いくつかクラスがあるのですが、今回乗ったのはプレミアクラスで値段は760ペソ(約1,600円)ぐらいでした。
ここからバギオまで約5時間の渡航となります。
バギオに到着
約5時間後、バギオに到着。
やはり、バギオまでの渡航は結構きつい…。
慣れている僕ですらこうなるのだから、初めての人にとってはさぞかし辛いでしょう。
では、タクシーを拾いいざ宿泊場所へ…。
まとめ
いかがでしたか?
マニラからバギオまで自力で行く方法がお分かりいただけたと思います。
今回の旅は、日本の成田空港から始まりマニラを経由してバギオに向かいました。
掛かった時間は約10時間以上。
ジョイバスだから5時間でつきましたが、ローカルバスだとさらに時間が掛かるので体力的にもさすがにきついと思います。
自力でバギオに行く人は絶対にジョイバス使うことをお勧めします。