今回はバギオの有名校PINESチャピス校に訪問し、学校の雰囲気や教育システムなどを細かくリサーチしてきました。
PINESチャピス校の特徴だけでなく、どのような人に向いているかもまとめていますので、学校選択の参考にしてもらえたら幸いです。
それではさっそく始めましょう。
レベルの高い学生が集まる
チャピス校舎には、PINESの定める10段階の英語レベルのうちレベル6以上の実力を持った学生のみが集まります。
学生の中には、メインキャンパス(旧クイサン校舎)からレベルを上げてチャピス校舎に移る学生とチャピス校舎に直接入学する学生がいます。
もしチャピス校舎に直接入学する場合は、事前にオンラインのスピーキングテストで基準の点数を獲得する必要があります。
全体の6割がESL(一般英語)、4割がテスト対策(TOEIC、TOEFL、IELTSなど)を受講しているとのこと。
一度、オーストラリアやカナダなど英語圏の国にワーキングホリデーに行った後に出戻りする学生も多く、ほとんどが移住や大学進学のためにIELTSのスコアを取りに来ます。
英語環境を徹底
PINESチャピス校は、母国語禁止制度(English Only Policy)も徹底し、英語環境を浸透させている。
多くの学校が母国語禁止制度を採用しているが、実際に高いレベルでそれを実現できている学校はそこまで多くありません。
正直、初級レベルの学生に英語で話せと強制することにも無理があるのです。
一方でPINESチャピス校の場合は、ある程度の日常会話を英語で話すことができるレベルの高い学生が集まるので、それほど強制せずとも母国語禁止制度を徹底することが可能になっています。
上記の置物は食堂で見かけたもので「English Only. Remember that’s why you are here.(英語のみ使用。あなたがここに来た理由を忘れるな。)」と書かれています。(汗)
母国語禁止制度を徹底させるために、食堂でご飯を食べている時も監視員があなたをチェックしているのだそうです。
徹底していますね。
英語オンリーな環境に浸りたい人には最高の環境です。
講師のレベルが高い
PINESの講師のレベルはかなり高いことで評判です。
チャピスには、その中でも経験値とパフォーマンスの高い選ばれし講師のみが所属できる。
講師の質が高い秘密は、PINESの講師の採用プロセスや評価基準にあります。
PINESに入社し、講師としてのキャリアを歩めるようになるまでの道のりもとても厳しいものです。
まずは、一次試験の面接に通過し、トレーニング生として採用される必要があります。その後、トレーニング生として2ヶ月の研修を受ける。研修では主に英文法の再教育と発音矯正を行います。
加えて、研修中に3回のデモクラスを行います。もしそのデモクラスで学校側が求める基準を満たせなかった場合は、その時点でトレーニング生の資格をはく奪されます。
とても厳しいですね。
上記のような厳しいし採用試験を突破した上位20%ほどの講師のみがPINESの講師として教壇に立つことができます。
また入社してクラスを持てるようになっても、学校からの査定(生徒の評価、ヘッドティーチャーの評価、出席率などで集計)で93%を下回った場合は、再度トレーニングに戻されます。
これは他校と比べると、とても厳格な審査基準です。
そして、チャピス校舎に進める講師は、そういった厳しい基準を乗り越えて経験を積んだそ一握りの講師だけです。
これを見ればいかにチャピス校舎の講師のレベルが高いかが分かるはずです。
また、昇給制度やベストティーチャー制度などのインセンティブ制度も整っており、優秀な人材を保持する仕組みもしっかいりているため離職率が低く、高い教育の質を維持できるという強みもあります。
まとめ
いかがでしたか?
PINESチャピスきゃぱすの特徴がお分かりいただけたと思います。
中級レベル以上の学生が集まり、徹底的な英語オンリーの環境とレベルの高い講師陣を揃えるPINESチャピス校は長期留学を考えている人が2校目に選ぶ学校としておすすめです。
例えば、初めにPINESメインキャンパスかその他の学校で12週間ESL(一般英語)コースを受けて基礎英語力を付け、その後にチャピス校舎でテスト対策コースを受講するという流れもいいですね。
もしあなたが16週間から24週間の長期留学を考えている、もしくはすでにある程度の英語力はあるけれどTOEICやIELTSのスコアが必要という場合は、ぜひPINESチャピス校を留学プランの選択肢のひとつに入れ込むことをおすすめします。