WALESは、バギオにある定員60名ほどの小規模校で高級コンドミニアムを使った快適な施設と街の中心から徒歩圏内という好立地が人気の語学学校です。
もともと教育面については、パッとした印象のないWALESでしたが、最近WALESが新しい画期的なプログラムを作ったとの情報が入ったのでその真相を確認するために学校の視察を行いました。
こちらの記事では、その結果をレポートしていきます。
WALES学習面の特徴と変化
冒頭でも触れましたが、今までWALESのプログラムはどちらかというと凡庸なものが多く、学習面でこれといって目立った差別化がありませんでした。
施設がとても良かったので、これまではハード面を全面的にアピールすることでマーケティングを行っていた印象があります。
しかし、語学学校としてハード面だけに頼っていては学生さんが求める英語力の向上というニーズに応えることが難しくなります。
マネージャーの金子さんもそういった背景に危機感を持っていたため、この度新しいステップに踏み出したのだといいます。
そのステップとは、「アクティブ・ラーニング」というコンセプトのもと基礎英語プラスアルファの経験やスキルを養えるような実践的なプログラム提供する学校へと進化するというものでした。
そして、2019年に具体的なプログラムとして「Real-Talk」と「インターンシッププログラム」が開発されました。
Real-Talkのここが凄い
Real-Talkは、実際に外に出でクラスで学んだことを活かす、ロールプレイを中心としたプログラムとなっています。
たくさんの学生から「授業で学んだ英語を実践の場で活用してみたい」という意見が出たため、その声を反映して作られたプログラムです。
実践の場で学ぶことで「実際に使われるフレーズは何か?」「あ、これを伸ばさないといけないのか!」を主体的に考えてアウトプットをする学びが可能になります。
実践の現場で学んだことを活かせるようになり、英会話力や英語でのコミュニケーション能力を向上させることをゴールとしています。
学んだことをすぐに実践で活かせるので、英語を効率的に伸ばすことができます。
インターンシッププログラムは中級者向け
インターンシッププログラムは、バギオのフィリピン観光省で4週間のジョブトレーニングを行うプログラムです。
単なる就業経験ではなく、将来的に仕事の現場でも役に立つ英語プラスアルファの知識と経験を身につけてもらうことを目的に作られました。
プログラムのゴールは、プレゼンテーションやショーピッチ、提案書、企画書、レポートライティングなどができるようになることです。
中級レベルの学生が上記のプログラムを受けることで、ビジネスでも十分活用できる論理的なコミュニケーションスキルを養うことが出来るわけです。
プログラムのコンテンツは、完全にWALESのオリジナルです。
下記のように実際の仕事の現場を想定したとてもリアルなシチュエーションを創り出し、その状況にどう対処していくかを座学と体験から学んでいきます。
1週目 | 数々のフレームワークやピッチの訓練を行い、自己分析と自己アピールの方法を学ぶ。 |
2週目 | 観光省からミッションが与えられるので、そのミッションを完結させるためのリサーチやレポートの執筆などを行う。 |
3週目 | 実際にフィールドワークを行いプレゼンテーションの準備をする。電話でのアポ取りなども行う。 |
4週目 | 映像やガイドラインを参考にプレゼンのトレーニングをし、観光省の幹部に提案書とプレゼンテーションを行う。 |
上記のように教室の枠を超えて、学んだことを実践で活かす機会を提供している語学学校は他にほとんどありません。
WALESは、アクティブラーニングのパイオニア校になったとも言えます。
金子さんの話を聞いていて、とても合理的なプログラム構成だなと感心しました。
実践英語力を伸ばしたい人やビジネス英語を学びたい人には本気でおすすめのプログラムです。
WALESの生活面の特徴
WALESの校舎と学生寮は高級コンドミニアムの中に入っているのでとてもきれいです。
幅広い年齢の学生が快適に過ごせるクオリティーでしょう。
お部屋も広々としていて、かつ綺麗なので女性でも安心して生活できますね。
個室タイプの1人部屋、2人部屋、3人部屋、アパート部屋をはじめ、2018年からは新しく女性限定の複数人部屋レディースプレミアムも誕生しました。
アパート部屋にはキッチンも設置されています。
WALESでは、食事も提供していますが部屋の中で料理をする方もいるそう。
海外の生活で特に長期留学になると食事が合わなかった場合きついですが、WALESなら料理ができる部屋もあるので親子や家族での留学にも対応できます。
教室エリアも上記のように開放的な作りになっています。
なんだか塾って感じの雰囲気ですね。
上記は食堂の写真です。
皆さん毎日こちらでご飯を食べることになります。
WALESにはジムがありません。
この点は、学校でトレーニングやエクササイズも行いたいという人にはちょっとマイナスポイントかもしれません。
ただ、WALESは町の中心から徒歩10分ぐらいの好立地にあるので周辺にジムはたくさんあります。
大体月額1,000ペソぐらいで入会できますから本格的にトレーニングしたい方はそこを利用すると良いでしょう。
トレーニング繋がりで話をすると、個人的には、徒歩5分で行けるバーンハムパークでの朝活が超おすすめです。
バギオ市民は、朝がとても早くて、早朝6時ぐらいからバーンハムパークでランニングやズンバ、ヨガなどのアクティビティを行っています。
池の周りがちょうど走りやすいトラックのようになっているのでランニングも可能です。
僕もバギオに滞在するときは毎日の日課にしています。
早起きして朝活をするとストレス発散にもなるし、頭もさえて勉強もはかどるのでおすすめ。
WALESの立地だからこそ実現できるメリットでもあるのでぜひ活用してみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?
WALESの特徴や雰囲気がお分かり頂けたかと思います。
今回の視察によりWALESは、実践的な英語スキルを磨きける語学学校に進化しているということが分かりました。
現場で使える英語を学べるリアルトークやインターンシップのプログラムは、日本の英語教育の手法が「アクティブラーニング」という実践から学ぶ教育を重視する方向に今後非常に期待できる貢献度の高いプログラムだなと感じました。
しっかりと実践で使える英語力を身につけたい。生活面でも妥協したくない。
WALESは、そんなあなたのニーズにも応えられる語学学校です。